『神々の祝詞』(イラスト)
 
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『弥葉国の妖魔』

●今回は珍しくも星謌のイラストです。しかも豹変後。
召喚妖魔を自らの身に堕とした後の九尾の狐バージョンです。
あんなに純真無垢な星謌でも大変な二面性があります。
そもそも星謌は非常に腹黒い。穏やかで紳士的なのは表向きの顔だけでしょう。
というわけで、初星謌狐バージョンです。

●月明かりに照らされて姿を現した妖魔に、しかしリリラは顔色一つ変えなかった。普段は星謌の使っている部屋に見知らぬ魔物がいる。九つの尾をもった狐の妖魔は、リリラを見てにやりと下品な笑みを浮かべる。
「さぁ、おいでなさいお嬢さん。甘い蜜をあげよう。」
甘美なささやきと噎せ返るような色香。その妖術に見せられることなく漆黒の少女は首をひねった。
「何をふざけてるんだ星謌。今日は仮装パーティーか?」
何とも間抜けな問いに妖魔は一瞬ポカンとし、やがてふきだした。
「さすがです、姫様。“私”を見破りましたね。」
「見破るも何も、お前はお前だ。」
そう言った少女。その漆黒の髪に口づけて、妖魔は本当に優しげな笑みを刻んだ。

●TITLE・・・『弥葉国の妖魔』
 DATE・・・2010・11・13
 BGM・・・『月花』みとせのりこ



Friday, 12, Nov 22:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 星歌関係 | 管理

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