『神々の祝詞』(イラスト)
 
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『東国の修羅』

●じつはこの絵は以前書いた構図のリベンジになります。以前『その男、修羅』という題名でカキトを描いたのですが、あのときは白黒に赤を指し色として描きました。
なので今回はカラーで。カキトは突っ込みばかりやってる忙しいキャラで、科学者と言い張っていますが、剣を持ったほうが楽しそう、という非常に危険な人物です。
弥葉国から逃げてくるときに村を襲った敵兵を独りで皆殺しにしたことから『東国の修羅』として伝説になっていますが本人はひた隠しにしている。

●『蝶のように舞い、蜂のように刺す』その銘文にふさわしい男だった。もともと腕の確かな傭兵ではあったが、まさかあそこまでの強さを持っていたとは。
いや、違うな。あれは強さと呼ぶにはあまりにも危なかしい力だ。さて、では、狂気、とでも呼んでおこう。
あの男は、間違いなく狂犬だ。刃が血を吸うのを楽しみ、返り血が月夜に踊るのをどこか恍惚とした表情で見ていた。
そう語った村人は少し顔をゆがめた。いやなものでも思い出したのだろうか。
振り返った村は、まだ復興には程遠く、全壊と言ってもよい。かろうじて残った小屋に生き残った村人たちが身を寄せ合っている状況だ。
しかし村人は感慨深げに言った。
どんな狂犬だろうと、修羅だろうと、あの男は我々を救ってくれたのだ、と。

●DATE・・・2011・5・30
 TITLE・・・『東国の修羅』
 BGM・・・『METHOD IMPLANTA』/志方あきこ



Saturday, 02, Jul 14:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他カラーイラスト | 管理

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