『神々の祝詞』(イラスト)
 
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リリラ関係
~説明~
リリラを中心としたイラストです。

『黒のシュバリエ』

●疲れました。
これは何回も失敗してイライラと何日にも分けて描いていたら、出来てました。
いつもそうなのですが、私はどうやらかなりの神経質ぶりを絵にかんして発揮するようです。
何事にも無気力な私が、いらいらと試行錯誤するわけですから、ストレスがたまるに決まっています。

なんやらでまた、また、リリラさんを描いてしまいました。何やら何度かいても気に入ったのができないのでしつこくかいてしまうんです。病気です、病気。
これは狂ったネオに剣を向けるリリラの図です。
怒り狂って人々を微笑のままに惨殺するネオを止めに、彼女は愛する者に剣を向けます。
これは以前にUPした『神の鎌』のついになる絵です。
あぁなったネオを止めるわけです。

●“黒きシュバリエが宙を舞った。彼女の剣は、悲しみと強さを持って最愛のものに振り下ろされる。
  彼女の眼は、悲しみなど微塵もにじまさず、ただ 彼 だけを映していた”
 少女は苦虫をかみつぶしたかの様な顔で言った。
 「私以外に誰があの馬鹿を止められる?あいつを止められるのは、私とこの剣、“ジュトファ”だけ  だ。」

●TITLE・・・『黒のシュバリエ』
 
 BGM・・・『雷神の右腕』/sound horizon
 
 DATE・・・2008/11/19



Saturday, 13, Feb 15:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | リリラ関係 | 管理

『思い出の堕つる処』

●最近こんな構図がやけに多いのは、あれだ、病気のせいではない。
と、言い張る。
この絵のモデルはリリラと宿敵トリックスター・ロキです。ロキはそのあまりの美貌のために仮面をつけているのですが、世界ができて間もない頃、天界の白の玉座にいたセレスティアを誘惑し、その果てに殺したリリラの宿敵です。
セレスティアに愛しているとささやき、“白き世界”(アロード)の心臓をもぎ取らせ、ウンディーネとアポロンを戦わせ、その果てに勝利したアポロンをセレスティアに殺させ、神が入ることの許されない白の玉座―真の神々の楽園―に案内させた極悪人です。その饒舌さは天界一。
彼が求めたのは、唯一つ。
太陽の神、ネフィア。その、光りだったんです。

●凄まじい激戦に血濡れ、瀕死のロキに近寄ると、リリラはその頭をそっと自分の膝に乗せた。ロキはかすみかけた視界で一生涯の敵を見据え、自嘲気味に笑う。
「この世で、最強なのは、私だ。」
ロキの言葉に、リリラは微笑んだ。
「知っているさ。」
「なのに貴方は・・・私と戦ったのに、返り血一つ浴びていない。」
「・・・」
「私は貴方が憎い。同じ闇でありながら、太陽の寵愛を一心に受け、独占している貴方が。ナゼです?ナゼ、私ではダメだったのです?」
その問いにリリラはそっと首を横に振った。かつて自分が―セレスティアが愛した男。命をささげ、なお裏切られた男。そして今、その因果は彼の死をもって完全に断ち切られるだろう。
「貴方は、誰です?」
美しい顔が血に穢れる。何とか伸ばされた体温の失われていく手をしっかりとリリラは握った。
「貴方は、真の神だという。闇の女王だ言う。なのにどうして、同胞である我々の導き手にはなってくれなかったのか・・・。貴方は戦女神だという。ならば貴方は・・・何と・・・何と戦っておられるのか・・・」
ぐったりと手首が力をなくし、その体が重さを増した。暗い影の落ちた死に顔は、それでもなお、何かの羨望と憎悪を宿し、リリラをまっすぐに見つめていた。
何一つ答えられなかった問いの数々。瞳を閉じ、再び開いた時にはもういつものリリラの瞳に戻っていた。
そこには、哀れみも、悲壮もない。ただ、ゆっくりとロキの瞳を閉じると立ち上がった。
振り返った先、泣きそうな顔で、天使が笑っていた。

●TITLE・・・『思い出の堕つる処』
 DATE・・・2009・11・5
 BGM・・・『CONTRAST』志方あきこ



Saturday, 13, Feb 15:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | リリラ関係 | 管理

『天使が別れを告げしとき』

●やっとできました・・・長かった・・・
なぜか書けば描くほどに、うまくなるどころか、製作時間が長くなっていくのはなぜに??
なぜ長くなる・・・??
これは一週間くらいかけて描きました。
やっと、って感じです。
仕事から帰って、毎日コツコツ疲れた体にむちうって製作。
長かった!!

これは構図的には過去編の最後です。
ヴァンの国が平和になるとき、天使は別れを告げ、元の世界に戻っていきます。
天から落ちてきたリリラは、戦女神とも、天使とも言われた神秘でしたが、最後にヴァンに奇跡を残します。
それは“祝辞”。
神の祝辞が降り注ぐ大地にはどんな色の花が咲くのでしょうね。
そして、ヴァンはそこに、どんな王国を築くのでしょうか。
ヴァンはモノクロも描いていなかったんで、即席で作りました。イメージでは、もう少しガタイがいいのですが。。。。

しかたない(笑)


●title・・・『天使が別れを告げしとき』
BGM・・・クロノ・クロス
DATE・・・10・9



Saturday, 13, Feb 14:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | リリラ関係 | 管理

『妖魔たちのロンド』

●リリラとアロードです。
アロードは到底カラーで描くのはいやです、無理です、私の技術では限界がございます
手書きならまだしも、パソコンじゃ、絶対無理!

久々に絵を描きました
ここのところ精神的にも問題あり、その上多忙だったため、まったく絵を描く気力が起こらず、ずいぶん放置しどうしでした。
お久しぶりです。

これは『妖魔たちのロンド』と書いていますが、実際は『怪物舞踏』です
怪物二人が踊っているわけですよ。
これはきらびやかでバロックなアロードと対照的に髪をバッサリ切ったリリラは華やかさにかけているようでも、実に玲瓏な存在だと思います。
アロードに心を与え、失った眼を見えるようにし、天界の束縛から解放した。
アロードにとって、リリラは神そのもの
『ナスラの魔物』と呼ばれた妖魔は、人間にどれほど近づくことができるのでしょうか?

●『あなたは私に言いました。この、空虚な存在に、心があるのだと。
そしてあなたは私に名を与えた。
名は、個体を個体たらしめるもの。名はその存在を形造り、この世界に存在させる
あなたは私にアロード(白昼夢)と名を付けた。
ならば、私はそうなのでしょう。
万物がそうであるように、私もまた、あなたが存在することによって存在し、そしていずれ朽ちていく
あなたの喪失とともに。
しかし今は、その記憶の水底で、夢を見なさい
やさしい、優しい夢を
目覚めは、唐突に訪れるのだから・・・』

●TITLE・・・『妖魔のロンド』

BGM・・・『偽典セクサリス』/少女病

DATE・・・2009・3・19



Thursday, 11, Feb 22:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | リリラ関係 | 管理

『分かつものの欠片』

●前回の絵にちなんでレイラとリリラの前世の絵です。
内気なレイラをリリラが町へ引っ張り出しているような感じの絵なんですが、昔はレイラもまともなかわいらしいお嬢様だったわけです。
レイラがおかしくなったのは、リリラが暗殺された後、世界を呪い、狂気を孕んだのがはじまりなので、それまでは姉に手を引かれるかわいらしいお嬢様でした。
そんなちょっとだけ明るいイラストです。

●暗い書斎に女王は眠っていた。大量の政務の書類の上でひっそりと眠る様は、リリラを知らない者が見たならば、“眠る天使”と誇称したかもしれない。
しかしそれを見つけたのは残念ながらクロムとネオだ。
日々の政務に疲れたのではなく、恐らくあらゆる取り巻きたちから逃げるのに疲れたのであろう、政務はまったくといっていいほど進んでいない。
フフフ、とまるで華の様に可憐に笑ってネオはその肩にブランケットをそっとかけた。
「あぁ?」
クロムはリリラの手にして眠っているものを見て首をかしげ、それに釣られてネオも覗き込むと、まぁ、と小さく感嘆の声をあげた。
どこから見つけてきたのだろうか。その手には今は亡き彼女の半身が、彼女と手を取り合って駆けている写真が握られている。
「どっちがどっちかな?」
そっくりな2人を見て、ネオは天使のようにやさしい微笑を浮かべた。一方クロムはデスクに胡坐をかくと、馬鹿にしたように半目で笑う。
「アホ、見りゃわかるだろ?この根性曲がってそうな卑しい面のほうがこいつに決まってんだろ。」
「活気がある、っていってあげてくれない?」
ネオが笑いをかみ殺して言うと、クロムは写真から目をそらせた。
「仲、よさそうだね。」
ネオがつぶやいた。それを聞くクロムの背にそっと狂気が滲んだのを感じ、ネオはニヒルに笑う。
「何?僕が引き裂いた、とでも?」
クロムは振り返り、ネオを軽く睨むとデスクから飛び降り、音もなく床に着地する。
「いつまでも、手のひらで世界を回してたら、なくしちまうぜ?大切なものを。」
天使はただ、静かに微笑んだ。そっと闇よりも黒い漆黒の髪をなで、その手から写真をとると、そっと火をつけた。
ゆっくりと、ゆっくりと灰になっていくその欠片と共に、リリラの記憶が緩やかに薄れていったことなど、誰が知ろうか。
暗黒の天使は、ただ、微笑んだ。

●TITLE・・・『分かつ者の欠片』
 DATE・・・2009・11・2
 BGM・・・『詩人バラッドの悲劇』SOUNDHORIZON



Thursday, 11, Feb 22:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | リリラ関係 | 管理


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