| 『その男、修羅』 |
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| ●今回はいつもと違うテーストで書いて見ました。 モデルは過去編の死んだ魚の目、カキトです(笑)カキトはヴァンの友人で普段は研究室にこもっている科学者なのですが、蘭将軍同様、弥葉国を追われた謀反人ですが、理由はみんな知りません。
ネオと、アロード意外。
今はエヴァと結婚し、エヴァのほうが禁軍に所属されているのですが、実は、カキトの方が断然強いです。
●ヴァンは、ネオの編成しなおした禁軍人員移動に目を通し、信じられないといった様子でネオを見た。 「・・・貴殿を疑う訳ではないのだが・・・その、カキトは科学者なのだが、見間違いか?禁軍右軍将軍に彼の名がある。」 「王様、いっときますけど、僕の編成に狂いはない。絶対の配置だよ。」 意味不明なネオの受け答えにあたふたとヴァンはもう一度書簡に目を通す。 「王様、“東国の修羅”って、知ってる?」 不意にネオが言った。何を藪から棒に、と思ったが、ヴァンは頷いた。 有名な話だ。5年ほど前、東国の小さな村がナスラの侵略を受け、消滅した。この世から消えた村には、最後の最後までナスラの大群にたった一人で立ち向かっていった男がいたという。 疾風のごとく敵陣を切り裂き、その返り血と血飛沫に身を染めた最後の生き残りの男。 燃え盛り、滅んでいく村の前で、あまたの敵の死体を足蹴にし、いくつもの首をその手に引きづった弥葉国最強の男、その姿は、まるで修羅のようだった、という。 「入るぞ、ヴァン、お前、この、」 ノックもなく王の間に入ってきたカキトを振り返り、天使は微笑んだ。 「彼こそ、”東国の修羅”」 その言葉に、カキトのもっていた資料が音を立てて床に落ちた。
●TITLE・・・『その男、修羅』 DATE・・・2009・11・3 BGM・・・『修羅』DOES
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Saturday, 13, Feb 16:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他カラーイラスト | 管理
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| 『愚者と法廷者の切り札』 |
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| ●今回はまた変わった人選をしてしまいました。シルクハットは法廷者(リーグル)、不吉なほうが愚者(フール)です。 彼らはマッド科学者に生み出されたホムンクルスなんですが、フールの方は5分リーグルより遅く生まれたことにより、欠陥品の多かった処分対象となる17精製期に分割され処分されます。 一方リーグルは16精製期となり、欠陥品の抹殺を依頼されます。 親友同士の2人に待ち受けた悲劇は、リーグルのカマがフールを殺し、フールは失った核の変わりにデスカマー(手に持ってる武器)を与えられます。それを与えたのこそ天邪鬼なアロードなんです。 ややこしいですよね。早く小説描けって話なんだけどね、あれ、
引越しのドサクサで小説サイトのパスワードどっかいったのさ・・・・
●「どこで、狂っちまったんだろうな」 そこには、オマエではなく、オレがいたかもしれないのに。 真っ赤に染まる血の海の中、親友だった”モノ”がつぶやいた。 たった製造時間五分の差で、終われる身となった親友は、うつろな目で自分を見つめていた。死を間際にしてまで貼り付けられたその微笑は”愚者”にふさわしく、自分を恨むどころか、そこに羨望まで宿して、次の瞬間にはそれは命をもたない”モノ”に変貌してしまった。 リーグルはただ黙祷する。 それは哀れな兄弟に対してか、それとも、愛するものに刃を向けねばならなかった自分に対してか、彼自身わからない。 同時に身を翻し、二度とその姿を目にすることは無かった。
「生きたいですか?ならば、与えましょう。」 純白の視界が開けた。リーグルに奪われる前にと自らえぐった心臓となる核は手の中で粉々になっていた。 それなのに、いきている。 起き上がってぎょっとした。
そこには・・・見たことも無いほど、壮絶に美しい純白の影がたたづんでいた。 笑う。 「私に見せてください。愚かなる者の末路を」 そういうと白昼夢のように消え去った影。幻の様な存在にどこか夢うつつなフールの手の中には―
・TITLE・・・『愚者と法廷者の切り札』
・DATE・・・2009・10・2
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Saturday, 13, Feb 16:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他カラーイラスト | 管理
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| 『天界からの訪問者』 |
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| ●今回も最近出始めたフールです。いっつも描く絵は戦っているので凄まじい顔してますが、人工物なのもあり、とっても美人なんです。 明るくて、いい子なんです。ただ、過去が暗いだけで、ただの召喚獣マニアなんですよ。リリラが一度死んだ時に最愛の召喚獣から命をもらい、召喚獣として復活したときに、それをかぎつけてやってきた変わり者ですね。 ただの、変人です。
●「空から水色の何かが降ってきた。」 まるで隕石でも落下したかのように巨大な大穴がうがたれた大地にできた野次馬達は口々にそんなおかしなことを言った。
「聞こえないかい!!デスカマー!!どうしてある?どうしてどうして、今更新しい召喚獣が生まれるなんてことがある!?どうしてどうしてどうしてどうして!!??」 黄金の瞳がいつもよりも生き生きと輝いた。久々に天界を抜け出した愚者は透き通るような漆黒の召喚獣を見て嬌声を上げた。 『・・・誰なんだ、このクレイジーな奴は。』 げんなりとして、軽蔑さえ滲ませるリリラの視線にも気にせずに騒ぐフールに、なぜか窓から現れたクロムが言う。 たしかここは城の5階ではなかっただろうか。 「よう、愚者。340年ぶりか?」 クロムの姿を捉えたフールの瞳孔が一瞬にして開いた。
●TITLE・・・『天界からの訪問者』 BGM・・・『神の庭』光田康典 DATE・・・2009・10・19
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Saturday, 13, Feb 14:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他カラーイラスト | 管理
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| 『魔の使い』 |
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| ●今回のモデルはレイラの下僕の“狗”と“狐”ですね。彼らは大好きなんですが、なかなか構図が決まらなくて絵にできませんでした。構図的に大満足。 左上が狐、、右下が狗ですね。 どちらも神族で相当強い上に狂っています。 特に狐が好き。ボディーペイントが好きなので。彼の腕の目の刺青はレイラの目を現しているんですよ、ちなみに。
●彼らは魔の使い。 殺すために、生まれてきた者たち。 彼らが従うのはあの残忍な女王のみ。血塗られることなど意にも介さないカニヴァリズムたちは闇を暗躍する。 その力はロキやリリラに匹敵するレイラの使い魔。 彼らに名はない。あるのは“狗”と“狐”という存在だけ。 あるのは血塗られた、魔物の道だけ。 果たして彼らは魔物か、それとも神か―。
●TITLE・・・『魔の使い』 DATE・・・2009・11・8 BGM・・・『曇天』DOES
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Saturday, 13, Feb 14:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他カラーイラスト | 管理
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| 『輸血充電』 |
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| ●コレは若かりし日のドラゴン・アイですね。この世の初めの吸血鬼の魔王にして海賊王であるドラゴンがヤトバの皇女である瑠璃を攫って駆け落ちした頃の若かりし日の絵です。
そう、覇刹は完全に父親そっくりです。
ドラゴンは基本的に大好きなキャラです。勇ましいくせに随分とゆるい考えと肝心なところが抜けているという、どうしようもなくガッカリな人なんです。定期的に充血が必要で、最近はその血をクロムが提供しているとか。 ・・・ナゼクロムが吸血パックなんか持ってるかは、皆さん触れないように。 世の中、知らないことがいいことも多いものですよ。
●その男、ビートに乗せて、漆黒の闇を駆ける海賊王。 その男は、不思議な色をしていました。ロックな音に、昔ながらの荘厳なバロックのクラシックを交え、残酷でありながら、血に塗れていながら、まっすぐなその鮮血のごとく赤い瞳は、美しい、としかいえないのでしょう。 血の通わない、心を持たない私を見て、その男は不吉に方哂いし、吸血パックを放ってよこした。 「なんか。血色悪いぞ?」
「血色が悪いが、気分でも悪いか?アロード。」 彼にそっくりな、しかし漆黒の瞳が気遣わしげに私の顔を覗き込んでいた。 あれから800年以上の時がたち、彼の血を分けた娘が、私に微笑みかけた。 ふと彼を思い出す。空白の記憶を辿り、あの、果敢な闇の海賊王を。
●DATE・・・『輸血充電』 BGM・・・『アヴェ古の舞』Xenogears DATE・・・2009・10・20
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Saturday, 13, Feb 14:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他カラーイラスト | 管理
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